楽あれば少々苦あり

昨日「函館震度6弱」のニュースに驚き、現地の兄や甥にメール。
「市街地は震度3~4程度、被害は全くない。余震には気をつけたい」との返信にほっとした。
 
明日の定例デュオライブ、テーマは「ゆったりのんびり」
悠々とした時間、空間、河などに因んだ曲をお届け。
 
第二部はいつものオールリクエストだが、今回宿題がある。
毎回のご常連から「ハワイアンウエディングソング」を是非歌ってと。
 
最近は耳にすることが少ないが、昭和の時代に親しまれた洋楽のひとつ。
バラードでロングトーンも多く音域も広く難易度は低くない。
 
こういう一般的人気のある歌は、弾き語り始めた頃はレパートリーになかった。
 
「ピアニストが歌うのだから通好みな曲がカッコ良い」と粋がった理由もあったが、「歌詞を覚えるのが大変だし、専業歌手に比べて劣る」という逃げもあった。
 
50代になって弾き語りとしての仕事が来るようになると、一般的な人気曲が求められるは必然で、ぼちぼち増やしていった。

本来こういう曲も好きだったので、それで仕事になればありがたい、と、今は思う。
 
今回、歌の宿題にちょっと緊張ありで、私自身は「ゆったりのんびり」とはいかないが、仕事も楽ばかりでなく、少々の苦もまた面白い・・・と自分を鼓舞する。
 
さて、本日は「俺のフレンチTOKYO」にレギュラートリオ(酒井一郎B、八城邦義Dr)で出演。