ハモりあり

今月に入って急速に晩秋を感じるとおもったら、初冬という方が相応しくなった昨日。
「俺のフレンチ・イタリアンAOYAMA」にヴォーカル愛田美樹さんと出演。

愛田さんとは「俺」シリーズで何度も共演していて、私とのデュエットを楽しみにしてくれる。

ポップスやカントリーなどではバンドメンバーがハモることはありがちだが、ジャズではほとんどないので、歌うピアニストの私はよくデュエットを頼まれる。

大抵、女性がリード(メロディー)で私がハモを歌うが、愛田さんの場合「月光値千金」「ペーパームーン」など、私がリードの曲もある。

小中学生の頃、家によく遊びに来た兄の同級生Sさんは洋楽通でギターも器用に弾いた。

当時流行したフォークソングなどを兄と歌おうとSさん、「真ん中から俺が上に行くから」とハモる予定を告げて歌い出し、Sさんがハモを歌い出すと兄はそれにつられてしまい、Sさん「一緒に歌ったらあかんってー!」と笑いながらやり直し、ということもよくあった。

ハモるということでは、そのシーンをよく思い出す。

さて、本日もハモりありで、お相手は水森亜土さん。
上野「アリエス」でレギュラートリオ(酒井一郎B、八城邦義Dr)と出演。