まだ11月だから当然と言えるだろうが、つい先日は紅葉の話題だったのが急速に真冬になった気もする。
一昨日は今シーズン初のクリスマスソングをやったので、個人的には解禁(別に禁じられていた訳でもないが)という気持ち。
私のトリオによるクリスマスライブも1週間余りに迫った。
御予約はぼちぼち頂いているが、まだお席の余裕あり。
クリスマスの定番曲はお客様も喜んでくれることと信じて、メドレーのアレンジを用意している。
トリオのベース酒井一郎氏、ドラム八城邦義、長年のつきあいであれもこれも全て順調に行くことは間違いなく、アレンジの譜面もシンプル、今回はリハーサルも不要かとも思うが、さてどうするか。
過去、自分の演奏する曲に手の込んだアレンジをして、自ら失敗を招く結果となったことが多々ある。
頭にあるカッコいいと思うフレーズを机上で譜面にしても、実際にピアノで弾くと異なることがあって、メンバーは譜面通りに演奏しているが書いた本人が間違うことがある。
分かり易く言えば、結婚式などの挨拶で、普段言い慣れない美辞麗句を一夜漬けで言おうとしてつまづくのと同じ。
より平易な言葉の方が気持ちが伝わるのと同じく、アレンジも複雑で凝ったアレンジが自らの演奏に合わぬものだと、それがえ正確に演奏出来てもお客様に伝わる楽しさも半減することもある。
自分に合った言葉(演奏)で表現する大切さを感じる今日この頃。