タンゴ碧空

「夏生まれ」コンサートが迫って、昨日は自宅で譜面のおさらい。

タンゴ「碧空」(あおぞら)はクラシックのお二人の選曲。
子供の頃にラジオなどでよく聴いた曲で、アルフレッドハウゼの名と共に記憶している。

こういう記憶にあるが演奏したことがない名曲というのは、始めてリハで音を出す瞬間瞬間、譜面を追う緊張感と共に、「ああ、この音このフレーズ」という喜びがある。

原題"Blauer Himmel"(ブラウワーヒンメル)はドイツ語で「青い天」という意味らしい。

「碧空」の漢字を当てた理由は分からないが、ジャズの「私の青空」のカジュアルさと違って、いかにもコンチネンタルタンゴらしい、服装で言えばセミフォーマルなお洒落感がある。

「碧」(へき)を検索すると「緑がかった青」だそうで、私には読めても書けない漢字のひとつ。

さて、本日は銀座「シグナス」、水森亜土さんとレギュラートリオ(酒井一郎B、八城邦義Dr)出演の月例ライブ。

「碧空」はリクエストされてもピアノ一人では出来ませんので悪しからず。
ご興味のある方は、7月27日のコンサート本番が予約満席となりましたので、8月20日の追加公演を是非ご予約下さい。