変わった趣味

昨日ブログの続き話題になるが、カントリーのハンク・ウイリアムズが好きになったのが中学生頃だった。

そのきっかけを全く記憶していないが、それ以前からアメリカ民謡(フォスターなど含む)やスコットランドアイルランド民謡など好きだった、その延長かと思う。

それらは明治以降に音楽教育に取り入れられて日本中に親しまれていたので、自分が特に変わった趣味の子供とは思わなかった。

少年期には時流のロックに夢中になって、趣味を共有する仲間とバンドを組んだりして大いに楽しんだ。
しかし、その他のカントリーやボサノバ、ポピュラー(ジャズ的なものも含む)などの趣味を共有できるのは兄の親友Sさんのみ。
この方がジャズも教えてくれた。

音楽雑誌などで私と同様の趣味を持つ人がいることは知り得たが、地方の町に住む中学生にとって身近なことではなく、周囲に同世代で共有する友人もなく、「自分は変わった趣味を持っている」と感じていた。

今はネットの動画サイトで、例え少数趣味の音楽でも世界に多くの仲間がいることを知ることが出来る。
なので、周囲に趣味を共有する友人がいない少年少女も、自分が変わっているなどと思うことが少ないだろう。

そんな昔の思い出もあって、少年期に覚えた音楽をお客様に楽しんで頂くことに格別な喜びを感じる。