表現の世代差

同じことを表現する言葉が世代によって様々。

先日、北村英治さん
「この間テレビの収録に行って、司会があのロカビリーの、井上順で・・・」
 
話を聞いていた我々60代メンバー、「ロカビリー」で瞬間浮かんだのが平尾昌晃さんや山下敬二郎さん、いずれも故人なので「この間」の言葉に「?」、次に井上順さんと聞いた瞬間「あ、グループサウンズの、スパイダーズの」と納得。

その1~2秒間に頭の中を昭和30年代から40年代へと駆け抜けた。
 
北村さんよりはぐっとお若い水森亜土さんが以前、「Jポップ・バンド」のドリカムとかグレイとかのことを言おうとして、「あの、ほら、グループサウンズの」と、この時も頭の中を昭和から平成へと駆け抜けた。
 
私の世代は幼児期にロカビリーも記憶していて、多感な少年期がグループサウンズJポップになるとさすがに疎くなるが、一応はその使い分けをする。
 
いずれもポップ音楽のバンドを指す言葉だが、世代での違いが面白い。

そういえば、子供の頃にビートルズが流行り出した時、明治生まれの祖母は「ジャズ」と言っていたな。

さて、本日は池袋「ばがぼんど」ソロ出演。