あ、そうだった!

昨日、横浜「バーバーバー」に北村英治カルテットで出演。
ベース山口雄三さん、ドラム八城邦義さん。

89歳まであと3か月を切った北村さん、「イエローデイズ」演奏前のトーク

以前、ジャズピアノの巨人と言われたアール・ハインズさんと日本ツアー同行した北村さん、「イエローデイズ」という曲を知っているか問われて「知らない」と答えると、食事中、ペーパーナプキンにボールペンで譜面を書いてくれた。

食事のソースのしみあり、五線もヨレヨレ、ホテルの部屋に戻って五線紙に書き写してペーパーナプキンは捨てた。

それを周囲の人から、「ジャズの神様みたいな人の手書きの譜面を捨てるなんて、ファンにとって計り知れない価値があるのに」と言われたが後の祭り。

と、そこで演奏に入るのがいつものことだが、その後日談、「それ以降はテディ・ウイルソンさんとか、そういう凄い方々との交した手紙類は全部保存しました。そのテディさんが・・・」と関連話題へと発展、かなり長いトークになった。

北村さん「あ、話ばかり長くなりましたね。さ、曲をやりましょう、イエローデイズ」

そこで、私「あ、そうだった!」。何の曲をやるか忘れていた。

ちょっと前にもやはり「イエローデイズ」前トークが少し伸びて、北村さんご本人「えっと何の曲だっけ」と言って、私が曲を告げたことはあった。

それが、私が「あ、そうだった」というのは、うーん・・・。