沢山凄い

昨日このブログで間違えてスケジュール欄に日記更新、今朝気が付いて修正、失礼いたしました。

改めまして、昨日、銀座「スイング」、北村英治さんライブ。
ベース小林真人さん、ドラム八城邦義さん、ゲスト:トランペット筒井正明さん、トロンボーン片岡雄三さん。

月に二回の出演でいつも一杯のお客様というのは凄い。
「凄い」ことは他にも多々お持ちの方だが、なんといってもそのお元気。

89歳を目の前にして、ご自身で運転され歩き、立ってクラリネットを演奏、その演奏も見事なことは言うまでもない、と、これだけでも凄いこと。

ステージトーク
「今もこうして立って演奏できることはありがたく思います。
もっとも立つことには小学生の頃から慣れてました(お客様笑い)。

中学に行っても、少々やんちゃだったんで立たされました。
同じクラスに伊達くんてのがいてね、あの伊達公の血筋なんで毎日学校に車で送ってもらって、おまけに執事も一緒に来て教室の外で立って待機してる。

黒いスーツを来た執事の横で私が立たされてんですから、可笑しな風景ですよね(笑)。

そいで授業が終わるとその伊達くんが『おい、何か話でもしたか』って聞くんですよ。向こうは大人で、こっちは立たされてて話しなんかしないですよ」

私世代が知る由もない時代の日常を垣間見る興味深い話、凄い。