スイング特集で「俺の」

昨日は「俺の」6連日の2日目、横浜「俺のフレンチYOKOHAMA」へ。
クラリネットの谷口英治さんとデュオで出演。

谷口さん「高浜さんなのでスイングナンバーをやろうと思って、譜面は持ってきてません」

一口に”スタンダード”と言っても、「酒とバラの日々」「枯葉」「サニーサイド」などはジャズ演奏家ならメモって(記憶して)いて、譜面なしでキーが変わっても対応出来るのが当然。

ところが、ベニー・グッドマンがよく演奏した曲、「アヴァロン」「メモリーズオブユー」などは、スイングジャズとしての定番であっても皆さんメモっているわけでもない。

谷口さんも「俺の」レギュラー出演者だが、毎回共演ピアニストが違い、ほとんど若手でスイング定番をメモっていないからやらないそうだ。

レギュラーピアニストの皆さんはレベルは高い方ばかりなので、譜面を出せば演奏は可能だが、普段やり慣れない曲をそれらしく表現するのは難しい。
そこは谷口さんの楽しく共演しようという心遣いだろう。

そんなことで、昨日、「ウイスパリング」「アヴァロン」「アイサレンダーディア」など、スイング特集。
谷口さん「普段、なかなか聴けない曲を」と、トークも演奏も実に達者で、お客様を惹きつける。私も全てお任せで歌わないピアニストとしての演奏を楽しんだ。

とは言え、6連日となると「あと4日」と身体的にカウントダウンの気分もあるが、なんとか「俺の」ウイークを頑張りたい。

さて本日は連続して谷口英治さとデュオ、銀座「俺のイタリアンJAZZ」に出演します。