スタンダード・ポップス

昨日、横浜「俺のフレンチYOKOHAMA」に、クラリネットの谷口英治さんとデュオで出演。

若いお客様が多いお店への気遣いからポップスも、と、ビートルズの「ミシェル」「イエスタデイ」「レットイットビー」、カーペンターズの「「トップオブザワールド」など、ジャズ曲と共に演奏。

これらの曲、「俺の」シリーズ出演者の多くがスタンダード・ポップスとして取り上げている。

出演者の中でも年長の谷口さんだが、「僕はビートルズ世代ではないので、最初イージリスニングで覚えてオリジナルを聴いたのは後」と。

言われてみれば「あぁ、そうか」で、50歳の谷口さんが生まれた頃のヒット曲だ。

「レットイットビー」は私が中3の時、記録映画と共に大ヒットした。
家でレコードに合わせてピアノやギターを弾いて楽しんだ。

当時、ビートルズ解散説が流れ、雑誌に「映画でもポールとジョンの不仲が見て取れる」という記事も気になりつつ友人と映画を観た。

動画など観る機会が稀な時代にあって、動くビートルズ、リハーサルやライブ演奏に興奮と感動しきりで、「どこが仲悪いんやろか?解散なんか嘘やろ」などと話した。

あれから半世紀、私にとって他のジャズ曲とは馴染み度合いが違い、あまりにオリジナルが体に染みついていて私流にアレンジしにくい。
だから、弾き語りも難しく、ピアノでもごくたまにしか弾かない。

さて、本日は池袋「ばがぼんど」にソロ出演。