昨日ブログに「ライブハウス」と言う言葉が私が高校時代にはなかったと書いて、ネットで確認してみた。
初めて「ライブハウス」と呼ばれたのは、1973年に京都市上京区に開店した「コーヒーハウス拾得(じっとく)」であるとされる。「ライブ」と「コーヒーハウス」の合成で「ライブハウス」と呼ばれるようになった。(ウイキペディア)
こんな明確な発祥があることを初めて知ったが、ちょうど私が上京した年だ。
若き演奏家の私にとって「ライブハウス」は多分に魅力的で憧れを感じる言葉だった。
もっと前の時代、昭和20年代は洋楽全般を「ジャズ」と呼んでいて、昭和30年代、ロカビリーブームもその後のグループサウンズの初期も出演するのは「ジャズ喫茶」だった。
それが、昭和40年代(1965年)以降に分類されていったと思う。
それまでひとくくりに「流行歌」とか「歌謡曲」と言っていたが、ロックやフォークの影響を受けた洋風流行歌が増えて、和風のものを「演歌」、ジャズやラテンなどの影響が残る歌謡曲を「ムード歌謡」などと分けるようになった。
日本人が洋物コピーでなくオリジナリティーを持つ音楽を始めた結果、ジャンル特定しない「ライブハウス」が一般化したのだろう。
今や「ライブ」はダンスパフォーマンスその他多様性を含んだ便利な言葉だ。
因みに、高校時代担任だったO先生はジャズ好きで現在お寺の住職、ご自身の法話を「ライブ」とおっしゃってます。
さて、本日は銀座「俺のイタリアンJAZZ」にてソロ”ライブ”出演。