カットで会話

昨日は暖かい晴天。
髪を切りに行きつけの美容室に、ご夫婦で営業する小さなお店。

先生(御主人)は私より多分一回りはお若いか。
「クリスマスらしいお仕事って何か入ってますか?」との質問。

私「イブに教会の仕事があって、らしいと言えばそれですね」
先「え、教会ですか?そういうお仕事ってたまにあるんですか?」
私「いや、多分初めてじゃないかな。お寺さんでは何度もあったけど」
先「え、お寺でジャズですか!?」

確かに一般的には意外だと思うが、お寺で演奏というのは何度もある。
ジャズ好きのお坊さんというのは全国にいらして、郷里福井には御住職が趣味でジャズベースを弾いて、毎夏、ジャズイベントも開催されている。

更に御主人との会話
私「『聖者の行進』って、あれキリスト教の内容なんだけど、こないだ福井のお寺で演奏しました」
先「へー、面白いもんですねえ」

以前、奈良の東大寺で、北村英治さんのクラリネットソロでの奉納演奏というのもあった。
この時はピアノがなく私は拝見しただけだったが、大仏殿に響くクラリネットを今もよく記憶している。

先「そのクリスマスのお仕事って、ピアノはあるんですか?」
私「電気ピアノを用意してくれるそうで」
先「あ、それならいいですね。いや、まさかパイプオルガンだったらと思って」
私「それはあっても弾けないから無理!」(笑)。