果たしてどうだか

演奏家と言っても曲によって得手不得手とか、自己の音楽性とか芸風とかに合う合わないもある。

しかし、自分の好みに関わらず仕事として手掛けたり、人から勧められたりすることでレパートリーや音楽性の幅が広がる。

私の弾き語りナンバーで言えば、「この素晴らしき世界」「枯葉」は、歌うつもりが全くなかったのに北村英治さんからの勧めで、「虹の彼方に」「フライミートゥザームーン」などはお客様の希望、いずれも現在は毎日のようにやるようになった。

お客様は、こういうレパートリーとしてやっている曲をパット覚えてやっているように思われるが、そうではない。
これで、かなりの練習と人前で何度もやることで身に着いて、普段のレパートリーになる曲が多い。

随分以前、ホームページ日記に練習中の曲名を書いて、その夜のライブで「日記にお書きになった曲を是非聴きたい」というお客様がいらした。

未完成の状態で「えーいままよ」とやって、「あ~やんなきゃよかった!」も幾度か。
以後、これはいけると判断した曲のみ「練習中」と公表することにしている。

昨日までの休み中あれこれトライした曲もあるが、果たしてどうだか・・・と書くに留めよう。

さて本日は銀座「俺のフレンチTOKYO
最近ランチのみ出演はあったが、午後から夜までは久々。
初共演のヴォーカリストKEIさんとの出会いも楽しみだ。