「今宵の君は」"The way you look tonight"、アーヴィング・バーリン作品で、1936年の映画「有頂天時代」(スイングタイム)でフレッド・アステアが歌った。
20代そこそこの頃に曲を知って、有名スタンダードではあるが歌の伴奏で幾度か?あまり演奏した記憶は少ない。
その時は譜面仕事としか思わなかった曲なのに、昨年末頃、ふと気になって自分でも弾き語ってみようかと。
ある日ふと気になる曲ということは度々あって、前から知ってる女性なのにある日恋心に変わるみたいなことで。
アーヴィング・バーリンの曲は、メロディーもコード進行もシンプルなのにストンと心に響くものがある。
正規の音楽教育を受けずに歌手から作曲家になった経緯を知ると、シンプルさは理解出来る気もするけど、人の心に響く作品を数多くとなると常人では成し得ぬこと。
なにしろ、「ホワイトクリスマス」を作曲した人だし。