エラ

このブログで「エラ」とタイトルすると、偉大なるジャズ歌手エラ・フィッツジェラルドの話題かとお思いの方には、そうじゃなくて、すみません。

テレビニュースで「新元号」を海外メディアも報じた話題で、英語で"New era"と言っているのを聞いて、
若い頃に読んだジャズ史の本を思い出した。

米国の1920年代が"Roaring twenties"「狂乱の20年代」と呼ばれて ジャズが開花、アールデコ、株の大暴落。
そして、1930年代"Swing era"、「スイングジャズ時代」となって、ベニー・グッドマンが活躍しスイングジャズ全盛期、と。

その項にエラ・フィッツジェラルドの写真も掲載されていたので、カナの「エラ」だと時代(era)と歌手名(Ella)がごっちゃになりそうだったことを覚えている。

今、飲食店でよく耳にするジャズB.G.Mは、ほとんどが50年代~60年代の録音で、30年代~40年代となると、スタイル的に古風な感じがある。

私の音楽は、40~50年代辺りをベースに、曲によっては20年~30年代、或いはちょっと60年代の色を混ぜながら・・・と言うと、理屈っぽくて分かり難いと思う。

なので、どうぞライブにお越しになって、生でお聴きください。
どこが何年代かというようなややこしいことはお考えにならずに、ただ楽しんで頂ければ幸いです。

さて、本日は池袋「ばがぼんど」、ソロ出演。