馴染み薄でも

昨日は定例デュオライブ、究極(9曲)の特集はディキシーランドジャズでよく取り上げられる曲ばかりの第一部。

ディキシーといえば管楽器とバンジョーにドラムのサウンドが特徴だが、私風にピアノと歌で、長年の相方べーシスト酒井一郎さんと。

この定例第一部では、なるべく中高年世代が耳に馴染んだ曲から選ぶが、今回は少々一般的には知られていないだろう曲(プログラム、3,5,6,8)も織り込んだ。
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「2.エンターテイナー」もタイトルだけだと馴染み薄だったようだが、映画「スティング」(1973年)のテーマとして使われたと言うと「あぁ!」と。

映画の時代設定は1930年代で、ラグタイムが流行した時代からするとかなり後になるが、雰囲気がとてもマッチしていて当時この曲も人気があった。

第二部は恒例オールリクエスト、今回は珍しい曲がいくつか。

錨を上げて」「キャバレー」、第一部の曲想に触発されたのだろう。
そして、「キッスオブファイヤ」はタンゴ曲だが、サッチモ(ルイアーム・ストロング)も録音している。

これらは普段全くやらないが記憶にはあるので、本番中に「多分いけると思いますが、えーっと」と、ピアノでメロディーを軽く探り、酒井氏に「こうだったよね」と確認し、「はい!ではお送りします」とお送り出来た。

滅多とやらないけど知っている曲を、記憶を探ってやりとり付きで演奏、ライブならではで私もお客様も楽しめた。

さて、本日は銀座「俺のフレンチ銀座コリドー街」にソロ出演。