その違いというのを料理でば、美味な和食の中に、ちょっとフレンチ風、ちょっと中華風、などの微妙な味わいのアクセントが楽しめるというような。
演奏において、その違いの表現は難しいとこもある。
レギュラートリオ、或いは世代の近い馴染みの仲間との共演では上手く表現してくれることが多いが、そうでない場合に上手く行かないこともある。
ジャズ演奏のベースやドラムの譜面はパターンなどを音符で書かず、コード進行のみ、口頭で「〇〇風に」などと言う説明で演奏するのは、海外演奏家も同様。
なので、演奏者の引き出しにそのパターンがないと、微妙な違いは出ない。
私も若手時分に、どうすれば「それ風」「あれ風」になるか、四苦八苦して覚えて引出しを増やしていったのだと思う。
長年の仲間は私の「~風」引き出しを持っていてくれるので、ピタリそのう風味に表現してくれる。
さて、そろそろ、ブログ移転、しなければならないが・・・。