記憶確認

マニアックな話になるが、ヴォーカル、ジューン・クリスティーのアルバム「サムシングクール」は全く同じ内容で2種類の録音がある珍しい例。

50年代はモノラル録音でジャケットもモノクロイラスト、数年後1960年にステレオ録音されてジャケットもカラー。

若い頃愛聴したのはカラー版で、現在手元になく懐かしく思ってネット検索で聴いたら「ん!?」

歌い方やバックが微妙に違う、試しにモノラル版を探して聴くと「あ、これだ!」

記憶に焼き付いているジャケットはカラーでステレオ版のはず、なのに音の内容はモノクロ、どういうことかと検索すると、同じ疑問に接して調べた方の投稿を見つけた。

50年代モノラル録音を後年ステレオ版カラージャケットでも発売したらしい、こんなことが許された時代かと驚く。

歌手、曲、アレンジ、全て同じでも数年経た録音よりあきらかに最初の方が良い、超一流アーティストの人間味溢れる記憶として面白い。

 

3月-4月スケジュール

 

 

怒濤の日々終え

昨日、三国町「サジ・スペース」にてレッスン、9月発表会の曲決めで私は譜面作りに連日追われる。

今回ベースとドラム共演でのトリオ編成、歌は私が伴奏するがピアノは大変だ。

一人でイントロ弾いて曲がスタート、テーマ~アドリブ~ラストテーマ~エンディング、全ての演奏をリード。

この形式を即興演奏することは初心者は無理で譜面に書いて練習することで叶う、その形になって行くことが生徒さんも私も楽しい。

アドリブなど凝ったフレーズ書くと弾けない、かといって簡単だと面白くない、シンプルながら聴いた人から「カッコいい」「素敵」「オシャレ」の言葉を頂きたい、これはヴォーカル生徒さんも同じで、わくわく目標に向けあと半年。

 

あとひと月を切ったのが北村英治コンサート、昨年暮れに企画スタートし年明けチケット販売開始と同時に怒濤の展開、それもほぼ終えた状態。

自由席残りごくわずか、主催「ふくいスイング倶楽部」は当日の準備作業に入っている。

 

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レッスン取材

昨夜、三国町カフェ「サジ・スペース」レッスンに、FBC福井放送アナウンサー山田恵梨子さんが取材に来られた。

2021年7月、福井Uターン直後メディア取材が続いた中、山田さんのテレビ取材受け「今後地元での活動が広がってゆけば」と述べた。

番組放映後に「今後も注目してます」と言葉を頂いたが、それが本気だったとは、と言うと失礼だがありがたいこと。

ハンディカメラでレッスン風景、私と生徒さんインタビューなど終了まで収録、多分編集でごく一部かと思う、今回あと何カ所かの取材予定。

このカフェでのレッスン時間帯が夜なので毎月2日間に分けて本日も伺う。

9月の発表会に向けた曲決めと譜面など資料作りが今月から来月辺りの予定。

 

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由来に悩む

今月26日に河合公民館「ほっとコンサート」で私のミニライブ、チラシ案内の印刷でテーマをと言われ「歌うジャズピアニスト由来」とお伝えした。

思いつきで言った後に内容をどうするかに悩んだ。

「由来」だからピアニストが歌うようになった経緯と因む曲だな、と、駆け出し時代からたどってみるが、ポイント見つからぬまま日が過ぎた。

 

つい先日のヴォーカルレッスンで生徒さんに対し「私も歌は後付けで始めたから慣れる過程でこんな失敗が」と例を話すと、「えー、そんな時期があったんですか」とかなり意外に感じた様子、あ、これでいこうと。

20代~30代活動したジャズコーラスグループの解散後、弾き語り出来ないかと練習始め40代になって小出しに披露。

歌唱技量不足、歌詞を忘れる、プロにあるまじき失敗は今思い出しても恥ずかしい。

人の成功体験談より失敗談は楽しかろう、持ち合わせもたくさんある。

 

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言葉の変化

昨日ブログに書いた「成人のつどい」は訂正、今年から成人年齢が18歳に引き下げられたので「はたちのつどい」、公民館に行って知った。

「フライミートゥザムーン」「この素晴らしき世界」「ディズニーメドレー」などお送りした。

ステージで話す仕事柄、看護婦→看護師、保母さん→保育士、スチュワーデス→CAなど気をつけてきたが、新たに覚える良い機会になった。

 

25年ほど前かに往年日本映画テレビ放映で台詞が消されることがあった。

多羅尾伴内シリーズ 七つの顔の男だぜ」(1960年)主演:片岡千恵蔵

探偵が多様な人物に変装し犯罪捜査、首謀者アジトで知り得た証拠を述べる

「ある時はーーの運転手、またある時はーーーの男・・・」とキーワード無音、いずれも身体的特徴で差別への配慮だろう。

最近は番組冒頭に「作者の意図を尊重してそのまま放送します」と提示され台詞削除はなくなった。

数年前に見たアメリカのテレビドラマ、ある容疑者の人種を性悪刑事は「インディアン」と言い好感刑事は「ネイティブアメリカン」と、これも差別的意味かと勝手な想像。

 

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終日公民館

本日は朝9時半から福井市河合公民館「成人のつどい」ライブ出演、午後ヴォーカルレッスン、終えてある企画打ち合わせで夕刻まで。

レッスン予定は先々月たまたまこの日と決めた後に打ち合わせが入り、今月7日「突然のお願いですが」と成人式の予定。

お受けしたはいいが単に若い世代に向けてというのでない、生涯一度の祝賀での演奏に責任の重さを感じる。

私が福井から東京に出てプロデビューした20歳、思い起こして伝えたいことは出てくるが、人生訓のたもうより音楽に感じてもらうことが一番。

成人の方々が楽しんでくれるかの期待とちょっぴり不安。

 

午後のレッスンは今月26日の「ほっとコンサート」に向けて。

同公民館開催のコンサートで、ヴォーカルレッスン生4名の「発表」、高浜和英&今井雪央B「ミニライブ」、そして月例講座「皆で歌おう”SING/SWING”」1年のおさらい会、3セット盛り。

こちらは講師としての責任を感じつつも、長い時間をどう楽しくするか熟考がまた楽しい。

 

 

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シライハウス満席盛況

昨夜、福井市で36年の老舗ジャズスポット「シライハウス」に出演、ベーシストは今井雪央さんとドラム寺島さん。

20:30ライブ開始してほどなく満席の盛況、いつもお一人で楽しむご常連さんも歓送迎会の団体、少しずつ馴染みのお客様も増えた。

昨年オーナー引退された白井淳夫さんは変わらず店のカウンターに立ち、2回目ステージからアルトサックスで演奏参加。

3回目ラストステージ、白井さんがカウンターに「おーい、歌わないか」と声をかけ、経営承継した新オーナーの畑 春美さんがヴォーカル参加で更に盛り上がりライブ終了。

潮が引くようにお客様お帰り、演奏者のみでしばし談笑し車へ。

帰路は今年に入って覚えたルートで深夜走行は初、途中間違えそうになりつつもなんとか。

東京と違い交通量少なく信号間隔長く、広い道路ながら周囲は建物なく暗い、慣れたつもりでも未だ緊張変わらず。

 

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