梅雨入りして、じめじめとした天気が続く。
以前、中国語を趣味にしていた頃に覚えた「梅雨」の語源。
「梅」の実が熟す時期から、或いはこの時期に発生する「かび」を美的な梅に変えた、など。
中国語でカビ「黴」(霉)と「梅」の発音は同じ「メイ」、梅雨は「メイ・ユー」だが、これらの漢字が日本に輸入された古代の発音は「バイ・ウ」だったのだろう。
それを和語の「つゆ」と呼んで、日本語に取り込んだのは凄い。
やはり音読みは本来中国語なので、何かよそよそしく硬いから庶民的日常的感覚としては和語に置き換えた方が馴染みやすいのだろう。
漢語に和語発音を当てた例は、「百合(ゆり」「七夕(たなばた)」「明日(あす、あした)」などなど多数、これら複雑な日本語とPC変換の凄さに改めて感心する。
北村さんのお元気と極上のスイングで、じめじめ感も忘れるステージをお届け。