かなり以前に観たが、あのハードボイルドなハンフリー・ボガードが企業の仕事人間を演じる面白さが印象に残っていた。
が、再度観るとヘップバーン、今更ながら実に美しい。
随分チャラいお金持ち御曹司役で、あの「慕情」と印象が違うのは演技力か。
印象的な音楽が、"Isn't it romantic"、"La vie en rose"。
ヘップバーン演じるサブリナがフランス留学で覚えると言う設定で、仏語で口ずさむ。
彼女はベルギーやオランダで少女期を過ごしたので仏語発音も流暢・・・ではないか、と勝手な贔屓目。
検索するとこの映画1954年。この時代、こういう曲が当然のように映画に登場したんだなあ。
40年代~50年代、ま、60年代前半までの映画とその音楽、私のレパートリーのほとんど。
偏っているとも思うが、それで仕事を日々頂けることは実にどうも、ありがたい。