家の近所に桜名所のひとつ小金井公園があって、昨日はラジオの交通情報でも花見渋滞が伝えられていた。
毎年この時期、行きつけのスーパーも車渋滞を避けた迂回路をとる。
桜ではないが、家内が買ってきた花が淡いピンクが美しい。
名前を聞くと「えーっと、カンパニュラとか言う花」。
私「あ、カンパネラ、リストだな」
家内「はぁ?カンパニュラだって」。
このすれ違い会話は、始めて聞いた花の名で私はクラシックのリストが作曲した「ラ・カンパネラ」を連想してそれを口にした。
夫婦も長いと言葉を省いても通じ合う時もあれば、「はぁ?」もままある。
ともかく、二つの言葉が同じ意味かネット検索してみた。
「カンパニュラ」はラテン語で、「カンパネラ」はイタリア語、いずれも「鐘」の意味だそうだ。
成程、花がベルの形だ、そしてリストの曲もピアノの高音が印象的なのは鐘を表現していたのか、と、ダブル成程である。
(写真)カンパニュラ 日本語で「風鈴草」「釣鐘草」とも言うそうだ。