お茶、それとも?

「二人でお茶を」"Tea for two"という曲は、1925年、ヴィンセント・ユーマンス作曲、アーヴィン。シーザー作詞による。

私は、20代の頃にコーラス、その後は女性歌手との共演でデュエットとしてしかやってこなかったが、3年ほど前から、「俺の」シリーズで弾き語りをするようになった。

それ以前は少なかった午後3時台からの出演が多くなって、ティータイムに相応しいという理由から。

曲の資料には『ミュージカル「ノーノーナネット」に使用された』とあって、50年代にドリス・デイ主演で「二人でお茶を」として映画化された。

ドリス・デイ演じる女性が叔父と賭けをして「ノー」としか言えなくなり、好きな彼の告白にも「ノー」、というコメディだった。

さて、本日は「俺のフレンチ銀座コリドー街」にソロ出演。
初回ステージが15:30からで、「二人でお茶を」を弾き語る予定。

この曲と似たタイトルに「二人でカクテルを」"Cocktails for two"がある。
その昔、カクテルピアノやラテンアレンジでダンスナンバーとしてもよく演奏されたが、今はジャズ演奏家でも知る人が少ない。

そう言う私も久しく演奏していないが、今日、夜のとばりが降りる頃に弾いてみようかな。