凄い話だ

昨日、横浜「バーバーバー」、北村英治スーパーカルテットで出演。
ベース山口雄三さん、ドラム八城邦義さん。

"Body And Soul"を演奏、北村さんトーク

「初めてアメリカのモントレージャズフェスティバルに招かれた時、たった1回だけの出演でしたが、あのM.J.Qのジョン・ルイスさんとデュオだったんです。

M..J.Qの印象から、気難しい方かなと緊張してましたが、「何やる?」と言われて、「ボディアンドソウルを」と言うと、”エイジはテディ(テディ・ウイルソン)とよく共演してるから、あまり遅いテンポでなくやろうね”と。

お陰で、ごく普段通り演奏出来ました。
すると、7000人の観客がスタンディングオベーション、とても嬉しくて、ジョンさんの優しさに感激しました」

それがきっかけで翌年の出演依頼が来て、以後17~8年続いたそうだ。

北村さんとの共演18年、この曲を演奏する度に幾度となく聴いた話で、このブログにも書いたと思うが、何度聞いても凄い話だ。

凄いと言うのが、ピアニストがジョン・ルイスということ、北村さんがテディ・ウイルソンと共演していたことへの評価と敬意、お人柄から出た優しさ。

ご常連のお客様は北村さんの数々のエピソードをご記憶と思うが、聞く度に私と同じく「凄い話」と感じていることと思う。