復帰初日大盛況

昨日、入院手術から復帰、あわら市旧波松小学校ソロコンサート。

午前中10:30 2階音楽室で地元中1トリオ「さんぽぽ」とリハーサル。

問題なく終了し1階控え室へ、隣室のカフェメニューのキーマカレーを美味しく頂く。

 

13:00 昼の部開始

満席で年配世代多め、クリスマスナンバー何曲かお送りして、今回の闘病を面白おかしくトーク、その間にリクエストメモ回収。

白い恋人たち」「ホワイトクリスマス」他数曲

ゲスト「さんぽぽ」登場、なんと私も知らなかったが揃いのクリスマス衣装が可愛い、3人の楽しもう精神に感激!

「さんぽ」「G線上のアリア」見事に演奏、一旦ハケて私「ジングルベル」、スイング~ブギウギ・アレンジでお届けし、アンコール。

再び「さんぽぽ」登場し「聖者の行進」で定刻終了。

 

15:00 午後の部

上と同じ進行ながらお子様何名か、リクエスト「第三の男」「枯葉」「トゥーヤング」他、アンコールまで大盛り上がりで定刻終了。

 

多くのお客様「心配してましたがピアノも歌も戻ってますね!安心しました」のお言葉がありがたかった。

先月入院からひと月近い療養を経て本番復帰の初日、体力的な不安も吹き飛んだ。

12月スケジュール

本日本番復帰

活動再会の昨日、あわら市旧波松小学校にて地元在住の中1トリオ「さんぽぽ」とリハーサル。

波松小は2016年から休校となり、この3名は1年生から離れた地域にバス通学したそうだ。

休校後は地域イベントに活用、2階の音楽室での初コンサートが昨年暮れ、好評を頂いて今年4月に2回目。

企画担当の坂井先生と地元の子供たちとのコラボを相談、卒業迎えた3人と出会った。

春に初共演、夏と秋に他所でのステージも重ねすっかり馴染んだ。

 

今回クラシック「G線上のアリア」にトライ、他にジャズ曲もあり、新たなアレンジの仕上がりも順調で、私の体調も回復し1時間のリハ疲れもなし。

さて本日、本番復帰初日でやる気に溢れている。

 

昨年ガン発見で治療開始し今年春に11月の手術を決め、医師の「12月から復帰できます」の言葉を信頼し今月の予定を入れた。

夏になると「術後こんなスケジュールをこなせるのか」の不安、先月手術直後は「これで復帰出来るのか」と弱気、それも数日のことで日に日に回復。

今は医師の言葉が本当だったと感謝。

12月スケジュール

 

 

 

 

 

 

 

 

 

活動復帰

自宅療養も昨日まで、頂き物のチーズをお供に少量のワインで禁酒解禁、入院はつい先日のことながら術後のおかゆが妙に懐かしい。

 

小学生時分の人気テレビ番組「シャボン玉ホリデー」、毎週おきまりコーナー「お父っつあん、あかゆができたわよ」、バックにもの悲しいヴァイオリン音楽が流れた。

同じ頃、母が買ったクラシックレコード「ツィゴイネルワイゼン」が好きで、それがおかゆBGMと共通する哀感があり、あまりにも違う情報源に謎を覚えた。

謎が解けたのは何年も後、ラジオで流れた曲を聴いて「おかゆだ!」

アメリアの遺言ースペイン・カタルーニャ地方の民謡」

なるほど、「ツィゴイネルワイゼン」作曲者サラサーテもスペインで、ジプシー系の哀感が共通していた。

因みに子供時分聴いた「ツィゴイネルワイゼン」のヴァイオリニスト名、アルトゥール・グリュミオーを記憶、ユーチューブ検索で何十年ぶりに聴いた。

 

さて、本日から活動再開で芦原中学1年トリオとリハーサル。明日、旧波松小学校音楽室コンサートで本番復帰。

12月スケジュール

 

 

 

 

 

療養最終日

師走に入り入院手術からの自宅療養も本日まで、明日から活動再開。

退院後3日ほどはピアノと歌を短時間さらう程度だったが、4日目辺りから先の予定に向けた準備を再開。

皆さんから「無理せず焦らずに」のお心遣いに感謝。

幸いと言うか、入院中は普段読まぬ推理小説と患者同士の会話を楽しみ、退院後は自宅療養と出演準備をぼちぼち。

昨日、ぼちぼち気分が吹き飛ぶ連絡を頂いた。

 

今月16日出演の福井市、中藤島公民館から「現在96名のご予約を頂いており、とても楽しみにしております」

驚いた。

7月に打ち合わせで始めて伺い、予想した客数50名ほどが既に倍とは。

トリオによる出演で、メンバーお二人(今井雪央、ドラムTAK:Dr)にアレンジ資料を送ってあり、私自身もそれを身体に覚え込むべくおさらい。

この他にも今月はおさらい必須の出演あり準備を日々重ねる。

東京から福井帰郷して2年5ヶ月、やらねばの目的とそこに向かう精神と身体、音楽に生き生かされるありがたさ。

12月スケジュール

 

 

 

 

スイカ

東京時代は毎日のように自宅と都心を往復したのでJRスイカ定期を利用。

半年分買うとかなり得で、東小金井―荻窪を定期、そこから地下鉄に乗り換え都心へ。

2020年10月30日に半年分購入したが翌年3月コロナ急拡大で家籠もり、駅で残り1ヶ月分の精算を願うと定期券払い戻し不可。

定期更新ないままコロナ渦中に福井に帰郷。

福井での移動は全て車、ローカル線えち鉄はカード使えず、プリペイドカードとして先日の入院でも現金持たず便利だった。

JRでの利用は毎月上京で宿泊する息子宅への移動。

その改札を若い人がスマホかざして通過するのを見てカッコいいなぁと思ったが、方法分からず、スマホケース裏にしのばせスマホ通過の”ふり”をしている。

誰も見ていないのに“ふり”をする意味など全くないが、若い人と同じことが出来ている気になる、という実に愚かしい理由。

 

11月-12月スケジュール

妻のお陰

東京時代も毎年健診は受けていたが検査項目に前立腺などなく意識すらなかった。

年齢的なこともあろうが、2021年に福井に越して翌22年、坂井市の健診で希望項目としてあり、妻にすすめられて採血。

結果は予期せぬ異常数値の高さ、かかりつけ医からガンの可能性含め医科大(福井大学医学部附属病院)をご紹介頂いた。

ガン発見は妻のお陰に他ならない、面倒がり故一人だったら検査スルーしていた。

面倒がりをポジティブにこじつけたら楽天的か、時に深刻な事に対し「何とかなるかな」と打開に向け努力もするが、ないまま助けてもらったことも多い。

 

"On The Sunny Side Of The Street"

通りの影じゃなく日向の明るいとこを歩こう

素敵な人生になるさ、銭はなくとも心はリッチ

足下のほこりさえ金粉が舞うようだ

 

人にも会いたくない苦しい時も影に隠れず、明るい所に我身をさらせば助けてくれる人もいる。

東京から福井Uターンして妙にこの歌詞を深く感じる、もっとも田園地帯の真ん中を走る道路に日陰などないが。

 

11月-12月スケジュール

 

 

 

 

 

 

ブランク

今月は入院手術2週間のブランク、ピアノはまあまあ戻っているが、声がまだ少々曇る。

入院中は会話音量も抑えめだったこともある、帰宅して妻にそのことを説明して大きめの声で話すようにしている。

パソコンにベースとドラムを打ち込んだカラオケを何曲か作ってあり、弾き語り一人リハで戻そうとしている。

声は低音域の響きが弱くなっていて、同様のことはコロナ中もあった。

2020年4月に全仕事リセット、その後わずかに復活したが自宅での歌練習が出来ず、都心に練習場所はあったが電車での外出もはばかられた。

2021年7月に福井帰郷、自宅練習が叶う住環境は何より嬉しかった。

1年あまりのブランクは長く歌声はかなり衰えていた、昭和歌手にあやかり芸名を「ブランク長居」とでもしようかと思った・・・のはウソだが。

 

しかしまぁ、コロナ期間中も今回の入院中も焦りや不安もなく、その時を受け入れて淡々と過ごしてストレスも感じない性格ではあるが、12月復帰も迫りのんびりもしてられない。

11月-12月スケジュール