ジャズヴォーカル西村協さんリーダー。ベース山口雄三さん、ドラム原田俊太郎さん。
５０～６０分ステージ３回。頭にトリオ演奏２曲（約１３～４分）の後に協さん登場。
リクエストなど歌いっぱなし、パワフルで素晴らしい歌唱力。
いつもながら一切打ち合わせなし、協さんはトークしながら毎曲毎に譜面を配る。
長年使う譜面は擦り切れて見難いのもある、ピアノが弾く間奏メロディーが書いてないのもある、そもそも私は初見の読譜に強くない。
スタンダードジャズばなりでなく、５０～６０年代ポップスなども飛び出す。
それでも問題なく収まるのは、トリオ全員が演奏経験豊かなことと、それらの曲をほとんど知っている世代だから。
全員還暦過ぎ（私は来月仲間入りだが）、記憶と経験の引き出しを駆使してノリノリの曲からバラードまで。そんなジャズ的テンション＆スリルの快感がある。
３日間の年齢差は約６０歳、ジャズをこんなにも幅広い世代で共演出来るのは、なんと素晴らしいことか！
