仕事とはいえ、悠々とした船旅に心身ともに癒された3日間だった。
夢のような20日間だった。
その後もデュオで何度か海外クルーズに乗船させて頂いたが、この時期、ジャズの他にクラシックなど、手品、落語、などなど何組ものエンターテイナーがあり、その方々との交流や、クルーズスタッフとの懇親会も必ずあって、仕事以外でも日々の楽しみは多かった。
2011年震災直後にやはりデュオで、世界一周クルーズの最終寄港地ハワイ・ホノルルに空路向い乗船。10日かけて横浜まで。
この時はやはりキャンセルが多く、通常の半分ほどのお客様。
その後は活気を取り戻して今回は超満員、ではあるが、10年前と比べると、エンターテイナーの数も懇親会も少なくなったそうだ。
クルーズにも時の流れ、スタッフの世代交代、様々な変化はある。
とはいえ、港を離れると同時に、時間の流れがゆったりと感じる、あの非日常の味わいは全く変わらない。
