私はフルバンドなど大編成アレンジは勉強しておらず、過去多くても5~9人編成までで、基本的に自分が演奏するものばかり。
過去、許可を求められて応じたアレンジが、他の演奏家によって演奏されたことはあったが聴いておらず、自分が演奏する為のものなので、あまり聴きたいとも思わない。
自己愛が強いわけでなく、アレンジを人様に提供することに興味がないのだろう。
最近は毎夏のチェロとフルート共演のアレンジに頭を絞るくらいだが、かなり時間と手間がかかっている。
こういう小編成の場合、その演奏者に任せる部分もあった方が良い。
とはいえ、リハーサルで工夫するというのは効率も悪いので、一応のものは作り上げてPCに打ち込んで確認する。その時はOKだが、翌日聞き直して自己ダメ出し~手直しの繰り返し。
何とか1曲また1曲と出来上がった譜面など資料を各共演者にメール送信して、自分のパート練習をしていると、リハーサルで音を出すのがとても楽しみになる。
瞬間瞬間のライブ演奏とはまた違う楽しみである。