スイングの映画

少々マニアックな音楽映画の話だが、1948年の「ヒットパレード”A song isborn”ダニー・ケイ主演で、ベニー・グッドマンライオネル・ハンプトンサッチモ、メル・パウエル他のスイング時代のスター連が出演し演奏した。
 
最近、この映画がリメークであることを知った。
 
元になったのが1941年の「美女と教授」”Ball of fire”で、こちらはジーン・クルーパーが自己のフルバンドで出演して「ドラムブギ」を演奏している。
 
ヒットパレード」は、音楽史編纂のグループ(教授役の一人がグッドマン)が中心で、「美女と教授」は百科事典編纂グループという違いはあるが、お堅い研究者達の中に美女が舞い込んでひと騒動という筋は同じ。
 
もうひとつ共通しているのが、研究グループの費用を援助するのがトッテン財団という名称。
 
先日観た新作映画「マダム・フローレンス」は実話を基にしているが、ここにもトッテンの名が出てきた。
 
なので、40年代当時に実在した財団かと調べてみたがネット上では情報がなく詳細は不明だが、お陰でジーン・クルーパー出演の映画に行きついたという次第。