ジャズのアレンジは、譜面に書かれた通り演奏してくれれば、後は口頭でフレーズの表現(ニュアンス)を訂正などして特に問題はない。
クラシック曲が難しい。
クラシックの譜面とはいえ私に負担のないように、フルートやチェロがメロディーを奏し、ピアノはコードを見て伴奏するだけに書いてくれているが、それだけにどう弾くかが難しい。
例えばグリーグの「朝」を、「ここは中音域で、ここは高音域」と具体的な説明は楽だが、「この部分は朝日が上ってくると、何かキラキラ輝くものがあって・・・」と、イメージ説明になると、譜面に指定されてないだけに難しい。
が、そこはジャズピアニストとしての本領発揮で、などと自信たっぷりな訳でなく、内心「うーむ、難しいことを言うなあ」と思いながら「こうかな」とやってみる。
「よく私の頭の中のイメージが分かってくれましたね」と言われて、ほっとする。
午前中に第一部をやって、ランチは女性陣手作りの野菜中心ヘルシー料理。
全曲おさらいして夕方近くに終えると、「頂き物ですけど」と甘いメロンまで頂いて、なんと幸せなリハーサルだこと。
左:フルート坂元理恵さん、中央:ベース菅原正宜さん、右:チェロ柚木菁子さん
ランチライブはソロ出演、その後、レギュラートリオ(酒井一郎B、八城邦義Dr)で夜まで、長~い一日。