ワインに因む

昨日、横浜「俺のフレンチYOKOHAMA」にランチのソロで出演。
その後、レギュラートリオ(酒井一郎B、八城邦義Dr)と合流して夜まで出演。

店長がスタッフに、ボジョレーヌーヴォーがまだ少し残りあるのでお客様に勧めて欲しいと言うのを聞いて、私、奉仕の精神で「ステージでも一言案内しましょうか?」と言うと、「それは助かります」とのことで、ステージで。

何も脈絡なく案内するのも面白くないので、フランス関連で「枯葉」、ワイン関連で「酒とバラの日々」 "The days of wine and roses"など曲のトークにからませた。

酒とバラの日々」はランチのソロでミディアムスイングで弾き語り、夜になってトリオでもう1回やろうと、スローを少しスイングさせた感じで。

自分としては日に2回の違いが面白かった。

元々この曲はバラードで、映画「酒とバラの日々」で発表されてアンディー・ウイリアムスの歌でヒットした。

まもなく、オスカー・ピーターソンがかなり元気の良いミディアムテンポで演奏、他にも多くのジャズ演奏家や歌手に取り上げられてスタンダードとなった。

映画はアルコール中毒をテーマにした重たいストーリー、歌詞も輝いた日々を回想する寂しい内容ながら、バラード、ミディアムテンポ、ボサノヴァ、どう料理しても魅力があるのは名曲たる所以か。

さて本日は快晴ながら冬の到来を感じる寒さ。
銀座「俺のフレンチ・ターブル・タク」にソロ弾き語り出演。