そうそう!

昨日は割と暖かな土曜日、銀座「俺のフレンチ・ターブルタク」にソロ出演。

この店舗は平日、土日祝、それぞれ演奏時間に少々変化あるが、土曜の初回ステージは15:30からスタート、さすがにこの時間は空席も多かった。

この後は1時間半余りの長い休憩で、この間にお客様は入れ替わる。
なので、それぞれのステージでお客の反応も様々で、こちらのノリも若干変わる。

2回目ステージ(17:30)は満席となった。
ムーンリバー」をボサノバアレンジで弾き語ると、お客様は食事の手を止めて大きな拍手。

反応の良さに気分も上がり、「ただいまのムーンリバーは映画『ティファニーで朝食を』のテーマでしたが、高級宝石店ティファニーの前を通りかかって出来たという歌を次に・・・」と、「捧ぐるは愛のみ」"I can't give you anything but love"をお送りした。

作曲家ジミー・マクヒューと作詞家ドロシー・フィールズがある日の夕刻、ニューヨークのティファニーの前を通りかかるとカップルの話が耳に入った。

男性が「君に宝石を買ってあげることは出来ないけど、愛はうんとあるんだ」
それでこの歌が書かれたという話。

このエピソードを簡単に話し、弾き語るとまたまた大きな拍手。

「愛だけはあるんだという歌でした。・・・でも女性は宝石の方がいいわってのが現実で」というと、50歳前後とおぼしき男性が「そう、そう!」。
あまりの速攻反応に私、「と、言ってしまっちゃぁ、夢がありませんが」と付け足し。

この後もずっと満席続き、お店スタッフの努力に感謝。