シアトルの近くのブレマートンという町に1923年から8年間滞在。
私が子供の頃に何度も聞いた話が「滞在中に映画がトーキーになった」。
それ以前はサイレント(音のない映画)でチャップリン映画をよく見たそうだが、トーキー(映画から音が出る)になった事が余程印象的な出来事だったのだろう。
現在のような長編でなかったので、映画と次の映画の合間に「アトラクション」というバンド演奏とダンスの実演があったそうだ。
幼い母は映画館から帰ると、テーブルに上がってダンスの真似事をしたそうだ。
因みに歴史的トーキー第一作がアル・ジョルスンの「ジャズシンガー」だったとあるので、祖母たちもそれを見たのだろう。
ジャズという音楽をやっていて、何か自分の中で遠い世界とのつながりを感じる。
さて、遥か彼方から現実に戻って、本日は銀座「俺のフレンチ・ターブルタク」にソロ弾き語り出演。