調子よく器用

昨日、BSテレビで映画「幕末太陽傳」を見た。

1952年の作品で、あれは30歳頃か?にテレビで見た時は、古い昔の映画くらいにしか思わなかったったが、今見ると随分面白い映画だ。
 
ストーリーは江戸幕末の品川遊郭が舞台で、古典落語の「居残り佐平治」を軸に、「品川心中」「三枚起請」「お見立て」が盛り込まれ、そこに高杉晋作が、という荒唐無稽ではあるが、主演のフランキー堺さんの演技に引き込まれてしまう。
 
「佐平治」は金もないのに遊郭で贅沢三昧、無銭飲食がバレても動じないどころか自ら「居残り」となり、持ち前の器用さで何をやらせても上手く事を運ぶので、周囲から重宝されて逆に小銭稼ぎという人物。
 
植木等さんの「無責任」シリーズにも共通するものがあるが、コツコツやる人をしり目にとにかく調子よく器用に生きる人、近い人物は周囲に・・・見当たらない。
 
昨朝からの雪も午後の映画を観る内に解けていた。

さて本日、銀座「俺のフレンチ・ターブルタク」にソロ出演。

明日、銀座「スイング」、C/J UNITライブ 
予報では天候の心配はなさそうで一安心している。
現在わずかキャンセルあり、お席の余裕もわずかありなので、これからという方も大歓迎します。是非、クラシックとジャズ共演による素敵なバレンタイン・サンセット・ライブにお越しください!
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