集中ライブ

昨日の東京は久々に30度を切ってとても過ごし易かった。

横浜「バーバーバー」に早めに到着したら、ピアノすぐ脇席に北海道からの知人が。
私「お二人来られて猛暑でなくてラッキーでしたよ」。

他の席もけっこう客様で埋まって本番。

ドラムの八城邦義くんのリーダーライブで、ヴォーカルに池の本和美さん。
私は二回目の共演、そしてベース江上友彦さんは初共演。

1時間のステージ、トリオで"Wave"、"It had to be you"、"Just a closer walk with thee"。
選曲は私だがトークは八城くんで、曲名のメモを渡してあとはお任せ。

ウイットに富んだトークはさすがのベテラン、私も大船に乗った気分でピアノ演奏のみに集中。

初共演ベーシスト江上くん、コード進行のメモのみで打ち合わせもなしだが、素晴らしいビートでのサポート、そしてソロも見事。

打ち合わせもないのに、私が紡ぐ音に反応して音楽が多彩に進行してゆく、どの瞬間にも快感、高揚感が持続する、こういうのをグルーヴというんだろう。

私は普段になく、トークも歌もなしでピアノ演奏だけに集中出来るのは、なんとありがたいことか。

歌とピアノの二刀流が当たり前のようになった現在の私だが、あくまでも「ついでの歌」であって、歌の何倍もピアノのキャリアが長い分、表現の引き出しも多いという想いを強くしたライブだった。

トリオ演奏も池の本さんの歌伴も十二分に楽しんだライブ、長年の朋友八城くんに感謝である。

これkらも益々音楽に磨きをかけたい。