体と心の余裕

昨日、銀座「スイング」、北村英治さんのライブ。
ベース小林真人さん、ドラム八城邦義さん、ゲストにアルトサックス大山日出男さん。

北村さんが89歳にして元気だということは、ブログによく書いているが、その演奏の素晴らしさに感服する。

リクエストの"After You've Gone"(君去りし後)、ミディアムテンポからクラリネットでアップテンポになって、そのアドリブの揺るぎないこと。

スローナンバー"I Know Why"、ワンコーラス目にメロディーをクラリネットで、ひとつひとつの音符が表情豊かに歌う如く。

快速テンポの揺るぎなさもさることながら、スローの、それもアドリブを交えずにメロディー通りで表情豊かな表現は、単に技術的な鍛錬のみでは得られぬもの。

ピアノ演奏しながらクラリネットの素晴らしさに耳を傾けて感服。

18年も共演させて頂きながらの今更であるが、今週前半はよく休養したので、体の余裕が心の余裕となって余計に感じたのだろう。

さて、本日は横浜「バーバーバー」、八城邦義さんリーダーのセッションライブ。