昨日ブログに書いた「愛のとりこ」"Prisoner Of Love"、ジャズ小唄だが演奏されることも聴くことも稀。
20代後半の頃、レスター・ヤングとテディ・ウイルソンの共演アルバム"PRESS AND TEDDY"に収録されていて気に入った。
レスター・ヤングはスイング全盛期の1940年代に活躍したテナーサックス奏者だが、私が若手の頃はモダンジャズ全盛期、スイングスタイルは古臭いものという偏重が強い時代だった。
そんな中、テナーサックスの芦田ヤスシさんはスイングスタイルで素晴らしい大先輩だった。
当時共演が多く、ある日「プリズナーオブラブ」を演奏したいとお願いした時のことをよく覚えている。
「なに、若い高浜さんがまぁ渋い曲を、随分やってないけどやりましょうか」と、それは見事な演奏だった。
あの時代からすれば、今は偏重のない良い時代になった、という思いは、あの北村英治さんも口にされる。
芦田さんも生きてらしたら、北村さんと同年だった。
さて、本日は横浜「バーバーバー」に、ドラム八城邦義さんのリーダーで出演。
ベース江上友彦さん、そしてヴォーカル池の本和美さん。
「愛のとりこ」をトリオで弾いてみようか。
12月7日(土)高浜和英トリオ・クリスマスライブ
銀座シグナス 御予約受付中!
開場13:30 開演14:00
チケット¥3,000(飲食料金別)
御予約 takahama_pf@hotmail.com