北村英治スーパーカルテット（私、山口雄三B、八城邦義Dr)一行、一昨日は大阪に宿泊、昨日午前中に兵庫県西宮市へ移動。
兵庫県立芸術文化センターの毎年恒例コンサートに出演。
今年は「映画音楽」のリクエストあり、北村さんが「君住む街で」「ひまわり」「シェルブールの雨傘」「エーデルワイス」４曲を選んでいた。
御年９０歳過ぎても演奏は変わらず素晴らしい。
変わったと言えば、ステージの進行などに以前より緩さが感じられ、お客様はそこも御長寿らしい魅力に感じていることと思う。
以前は北村さんから「こうやるぞ」という音楽的指示があったが、今回の映画音楽は具体的アイデアが示されないのも”緩さ”のひとつで、私から上に挙げた４曲に「ホワイトクリスマス」を追加したメドレーを提案、御本人「それでいこう」と。
各曲のつなぎは私がピアノでリードする形で、北村さんとメンバー諸氏に配ったのは、譜面でなく写真のメモだけ、実に上手く行った。
北村さんと我々メンバーからのアイデア交換は過去もあったが、今回のようなステージの後半を担う出し物は初。
これまで、北村さんに対して「私如きがおこがましい」という思いもあって全て委ねて来たが、これからは私たちが出来る音楽的サポートはさせて頂いて、お元気で素晴らしいステージを届けられたらという思いを強く感じた。
さて、本日は「俺のフレンチ・イタリアン青山」に、ベース仲石裕介さんとデュオで出演。
