本日、「俺のフレンチ・イタリアン青山」にランチからディナー、ソロ出演。
映画と音楽11-特集事始め:終演
富山市のレストラン、羽田空港で乗り遅れたベーシストがキャンセル待ち搭乗の連絡待ち。
やきもきする私にオーナーは「演奏は食事の後だから大丈夫ですよ」と。
午後3時半を過ぎた頃、スタッフが「高浜さんにお電話です」、あ、やっと、後は到着時間が分かればと急ぎ受話器を受け取る。
ベーシスト氏「キャンセルが全くなくて本日中に富山へ行けなくなった、本当に申し訳ない」と沈んだ声。
オーナー「こうなったらソロでいきましょう。お客様はジャズファンも少ないので分かり易い曲を入れてくれたら」
30歳の私、初めての場所、初めてのお客様、ソロでお客様が楽しんでくれるか自信がない、どうする・・・、と、そこで思いついたのが「映画音楽の夕べ」。
お客様は40~50代、「愛情物語」「旅情」「慕情」など映画の制作年、主演俳優、エピソードなどトークして演奏して、とてもよく楽しんでくれた。
終演後にオーナー「ハプニングはあったけど、お客様がとても喜んでくれて私も楽しんだ、良かった!」。
紹介してくれた知人も「いやぁ、良かったわぁ」と満足笑顔、ほっとした、映画に助けられた。
あれから35年、ソロ演奏には随分慣れたが往年映画特集の機会は減り、記憶も部分的に怪しくなってはいるが、このところのブログで情報確認と上書きしている。
富山市「レストラン・コニシ」オーナー小西さん、今もお元気で料理を作りおつきあいも続いている。
明日もシリーズ「映画と音楽ー12」