映画と音楽9-特集事始め:羽田

これまで映画音楽特集ライブは数え切れぬほどになるが、ごく初期の話を思い出した。

 

1985年頃のこと、家内が出産その他で郷里を往復、乗り換えありの列車より負担の少ない飛行機が良かろうと羽田空港に車で送り迎えした。

首都高の渋滞は日常のことだったが、当時の羽田空港の駐車場は立体でなく平面、満車で長時間待ち幾度か、「これでも首都の空港かい」とつぶやいたことも。

資料によると「国内線需要が急増してキャパシティの限界を迎え、84年から空港拡張工事が開始」とある。

ネットに90年代の羽田駐車場風景があったが、個人のブログだったので雑なイラストにした。

このような満車状況、鳥居の辺りが入口だったように思う。

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そんな頃、富山市の知人から仕事の依頼があった。

 レストランでのライブ企画、オーナーはパリで修行した地元フレンチの草分けで、ベースとデュオで来てくれと。

3日ほど後に店主から封書が届き、丁寧な挨拶文と東京-富山往復の航空チケット2名分が同封されていた。

当時、地方へ出向く仕事のほとんどは車だったので航空機利用が嬉しく、ソロ演奏に自信がなかった私はベースとのデュオも安心できた。

ベーシストは楽器運搬で車が日常なので、羽田の駐車場事情を告げ「電車を利用して」と念を押して事前にチケットを渡し、空港での待ち合わせを決めた。

若い心に期待は膨らんだ。

(ベーシスト氏の名前は伏せますが酒井一郎さんではありません)

 

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コロナ感染者増加でキャンセルも続いており、もし、お越しなって頂けるようであれば、ご一報下さい。

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