映画と音楽42-いとしのクレメンタイン

本日「俺のフレンチ・イタリアン青山」にソロ出演。

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昨日ブログに書いた「いとしのクレメンタイン」がテーマ曲になった映画が「荒野の決闘」(1946)"My Darling Clementine"。
子供時分にテレビで観たようにも思うが全く記憶がない。
調べたらワイアット・アープの話、と言えば、バート・ランカスターの映画「OK牧場の決闘」(1957)とフランキー・レインの歌声♪オーケー、コラール♪を思い出すが、その話は置いといて「いとしのクレメンタイン」の話。

 

作者不詳で19世紀半ば西部開拓時代にカリフォルニアのゴールドラッシュで亡くなった娘クレメンタインことを歌っている
ミッチ・ミラー合唱団も歌ったアメリカ民謡が、どこをどうして日本で「雪山賛歌」になったのか、以前、定例デュオライブで「西部劇特集」をやろうと思い調べたことがある。

大正時代の終わりに京都の大学登山部が雪山の宿に足止めとなり、退屈しのぎで好きな歌「いとしのクレメンタイン」の替え歌を作ったのが由来。
作詞したのは西堀栄三郎さん、私世代から上の方は第一次南極越冬隊の隊長としてご記憶されている方も多いと思う。

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退屈しのぎの替え歌がこんなに有名になるとは驚きだが、作詞者登録した印税で大学部費が潤ったという話もあって、その抜かりのなさは南極に行くだけのことはあると感心した。
因みにコロナで定例ライブも休演となりこの曲は未だ演奏していない。