城下町

エリザベス女王崩御されたニュースでアナウンサーが「エディンバラ」、以前「エジンバラ」だったが今は言語発音に沿った言い方になった。

2003年にクルーズの仕事でエディンバラに1泊した折、現地の紙幣が2種類あることに英国が連合国家だと改めて認識した。

一つはエリザベス女王が描かれた「バンクオブイングランド」で全国共通、もう一つは「バンクオブスコットランド」で肖像も違いスコットランドのみ流通。

地名”Edinburgh”は「エドゥインの城」の意味だそうで、泊まったホテル近くの丘にお城が見えた。

Edin=王様の名だが、burgh=城は歴史的に城と城壁がある街が多かった名残で、Hanburg(ハンブルグ)とかPittsburgh(ピッツバーグ)などに共通するらしい。

現代中国語でも都市のことは「城市」(チャンシー)、三国志ドラマでも城壁都市がよく登場する。

日本語「城下町」にものものしい城壁など連想せず、穏やかな町をイメージするのは歴史の違いか。

女王の死を悼む気持ちありつつもこんな話題で申し訳ない。