ごえんさん

一昨日ブログにお寺のお坊さんのことを私が育ったあわら方言で「ごえんさん」と書いたが、永平寺町出身の妻は「ごぜん」と言ったそうだ。

たかだか20kmの距離で違う面白さだが、昨年、長い東京暮らしから帰郷して感じた方言の変化。

イントネーションは昔と変わらないがピンポイントのローカル言語は減って、福井県嶺北地方で平均化し一部標準語化も、子供には理解出来ぬ方言も多くなった。

 

すぐお隣、石川県加賀地方の名物「娘娘饅頭」(にゃにゃまんじゅう)、娘=「にゃ」は地域方言で、中国語「ニャン」と発音酷似の不思議。

漢字「娘」語源は妊婦だそうで中国語では母の意味もあり、「娘娘」は女神、皇后など高貴な女性らしい、中国人観光客がこのお土産をありがたく思うかは分からない。

 

さて本日、家から近い三国町の敬勝寺に伺ってソロ演奏。

親鸞聖人の祥月命日に行われる「報恩講」の一部で、音楽愛好家の”ごえんさん”に呼んで頂いている。

午前と午後の2回、15分ほどの演奏予定。

 

11月ー12月スケジュール