タブルタクから徒歩数十秒のビルに控室があって、「俺の」シリーズ店出演者と一緒になる。
通常スパニッシュはフラメンコ系ギタリストが多いので、「ギタリストですか?」と聞くと「ギターも弾きますが」と言いつつ小さなケースから出してくれたのは見たことがない弦楽器。
バンドゥリアというスペインの民族楽器なのだそうだ。
私も他の出演者も全く初めて見るので興味深く、「へえー」と言うと弾いてくれた。
かなり高い音で、複弦の6弦(6本の弦がそれぞれダブル)、マンドリンに似ているがボディはフラット(平ら)。
からりとした明るい音色はいかにもスペインだ。と、スペインに行ったことがないので、漠然とそう感じただけだけど。
とてもよくしゃべる方で、ダヴィさん不在になった時に、若手出演者のお二人が「やっぱりラテン系の人は明るいですねえ」と。
私も「そうですねえ」と頷いてすぐ、「あ、でも以前クルーズで出会った南米のギタリストは、すごい無口で大人しかった」。
そらあ、ラテン系が全員陽気ということはないと思うが、ダヴィさんはおしゃべりが功を奏しているのか、「念のため」「むかつくー」「腱鞘炎」など、よく日本語フレーズをご存知だった。
「バンドゥリア」スマホで写真撮るのを忘れて、記憶とネットの画像参考に描いてみました。