ヴィクター・ヤング

来月の定例デュオライブでは、初めての作曲家特集としてヴィクター・ヤング集を予定している。
このライブは、毎回違うテーマに沿ってお耳馴染みのある曲を中心、中にはマニアックな曲も1~2曲という構成にしている。
過去、作曲家特集はやったことがなかったが、ヴィクター・ヤング作品には私のレパートリーにも"Around the world" "Love letters"  他、多いことで企画してみた。

経歴を見ると
『1899年米国シカゴ生まれのユダヤ系。10歳の時に母の死で祖母のいるポーランドに移住し、音楽教育を受けてヴァイオリニストになった。
ワルシャワやロシアで活動したが、第一次世界大戦の混乱で米国に戻る。
クラシック演奏家からポピュラー音楽へと転身、後にハリウッドで多くの映画音楽を手掛けた。
アカデミー賞に幾度もノミネートされたが受賞ならず、やっと1956年の映画「80日間世界一周」で受賞決定した直後に急死。享年57歳』

やっと受賞が決定したのに亡くなるとはなんとも残念な話しだけど、ジャズで演奏曲としても人気のある「ゴールデンイヤリング」「ビューティフルラブ」など、あの哀愁を帯びた美しさの背景は東欧時代にあったのかと知る。

さて、本日は「俺の割烹」&「俺のフレンチ・タブルタク」2店舗にソロ弾き語り出演。
ヴィクター・ヤング作品もやろうかな。