この店のご常連で親しくなったUさん、早い時間からいらしていた。
趣味でチェロやフルートを演奏される方なので、「チェロで演奏するときっと素敵になる曲かと思います」とコメントして、ヴィクターヤングの"Golden earrings"。
ステージの後にお話すると、「あの曲は知りませんでしたが良いですね。確か、ヴィクターヤングはヴァイオリニストでしたね」、かなりな音楽通。
スタンダードとして残る曲が多い作曲家で、私も定例ライブで特集したことがある。
米国生まれだが少年期から東欧で音楽を学び、ロシアなどでヴァイオリニストとして活躍し、米国に戻って作曲家となった。
ラストステージになってお客様の引けが早く、マスター「ラストは俺の好きなのやってくれる?」と。
マスター「俺は音楽に詳しくないから、作曲とか曲名とか具体的に言えないんだけどさ、なんか高浜さんのやってる曲が好きなんだよな」
とても嬉しい言葉に私、「ほぼ同世代だからかねぇ」と。
♪「ユー・ビロングトゥ・ミー」「夕陽に赤い帆」「トワイライトタイム」など立て続けに。
音楽通であろうがなかろうが、楽しんでもらえることがありがたく、嬉しい。