今年の正月だった、ふとタンゴ名曲「ジェラシー」を弾いてみようと思い立った。
若手時分にダンス音楽として演奏したことはあるが、50代になってチェロ奏者の柚木菁子さんと演奏するようになりイメージは一変、曲の魅力を改めて知った。
作曲したヤコブ・ゲーゼはデンマークのヴァイオリニストで、1925年初演とのこと。
タンゴはアルゼンチン生まれの音楽だが、ジャズと時を同じくして20世紀初頭に世界で流行、ヨーロッパで「コンチネンタルタンゴ」として発展しこの曲も生まれた。
私はタンゴに精通しておらず、オリジナルの味わいで演奏したい。
とは言え、マイナー部分もメジャー転調したメロディーも魅力的でそこは崩せない、しかしジャズテイストも入れたい。
最初ソロ演目として考えていたが、ベースとデュオで現在アレンジ中で4月のライブで演奏する予定。
まだ時間はあるので手を入れていくが、ジャズ以外の曲トライはお客様の評価が気にかかるところではある。