バスを降りて自宅までの並木道にほっとする。江戸時代に治水事業で作られた玉川上水の並木で、私のトリオでのアルバムジャケットにも描いた風景。
日頃、自宅と駅の往復はこの並木を通らないので、たまにココバスを利用した時くらいだが、緑が濃くなって初夏を感じる。
城下町金沢の道は入り組んで複雑だが、そんな住宅街の細い道をくねくねと走る。
地元のお年寄りや子連れのお母さんが乗っていたが、混むこともなくのんびりした気分。
時折、古い建物や川にかかる木の橋などの古都らしい風情を楽しんだ。
予期せずしてたった100円のバス散策。