全国の橋名所を描いた「諸国名橋奇覧」というシリーズのひとつで、解説によると
「福井市の中心部を流れる足羽川にかかる九十九橋(つくもばし)は戦国時代にかけられ、半分石造り半分木造の構造で、城を攻められた時に取り壊しが簡単で、修復の負担も少ない説がある。北斎は現地を訪れておらず資料を元に描いた」
北斎の生涯が実に面白い。
出戻りの娘と暮らし、二人とも一日中画業に没頭し家事は一切やらず、食事は惣菜屋で買うか近所の飲食店から取り寄せ。
家はちらかり邦題、使い勝手が悪くなると引っ越しを繰り返した。
父も娘も画業意外は一切無頓着、金銭にも興味がなく常に貧乏生活。
そんな生活を送っていながら、酒もたばこもやらなかったのが幸いしたのか88歳まで生きた。
波の絵といえば、子供の頃にクールベの「波」が好きだった。
重厚な油絵の写実性に比べて、北斎の波は極端にデザイン化され現実離れしたところが魅力だ・・・と長年思ってきた。
こちらのサイトで詳しく観れます→北斎の波