60年代好み

昨日、銀座「エムズ」、山口雄三さんと出演。店に入った時は雨は止んでいたので良い塩梅だと思ったが、しばらくしてこられたカップルのお客様、「いやあ、すごい雨で」。
私「えっ、そんなに降ってるんですか!?」。

ならば雨に因んでと、「シェルブールの雨傘」をボサノヴァで演奏したら、カップルの女性がとても喜んでくれた。

私よりも随分とお若い方だが、60年代の映画音楽がお好みということで店主&歌手の影山ミキさんも「70年代にかかった映画ですが」と前置きして歌った "On a clear day"。
私も映画の内容は知らないが、20~30代頃によく歌の伴奏や演奏をした曲で、ジャズナンバーとして好まれた。

60年代と言えば、私が小中学生を過ごした年代。
ビートルズなど流行音楽や、それ以前のポピュラー、映画音楽、クラシック、歌謡曲などなど、ジャンルに関わらず多くの音楽を覚えた。
子供の私が少し背伸びして何でも知ろうとして、それがどんどん身体に入った時代、それが現在も私のレパートリーに多く生きている。


60年代に発表されて、今もジャズスタンダードとして親しまれる曲は、
酒とバラの日々」「L-O-V-E」「ムーンリバー」「いそしぎ」[「シャレード「ウェーヴ」「イパネマの娘」などなど。
8月の定例では、こんな60年代生れのスタンダードを特集してみようかと思う。

さて、本日は、大宮「ファイブ」にで水森亜土さんのライブ。
ヴァイブラホンの大井貴司さん、ベースに山口雄三さんと出演。