言葉を選ぶ

昨日、銀座「シグナス」、水森亜土&トリオ(酒井一郎B、八城邦義Dr)月例ライブ。

ステージ開始の7時20分、ご常連が何人かパラパラ、うーん、寒波のせいか。
と思っていたら、ステージ開始後に次々とお客様来店してくれて良かった。

どの店でも出演時にお客様が少ない時のステージトークで、特にそこに触れなくても良いが、私は、お客様と気持ちと状況を共有できたらという思いから、ひとこと触れることが多い。その時に言葉を選ぶ。

避けたい言葉は「空いています」。
お店としてのマイナス状況をわざわざお客様に伝えることは更にマイナスである。
だからプラス思考で、「貸切の贅沢な雰囲気で」とか「落ち着いた雰囲気で音楽をお楽しみ下さい」などと言う。

亜土さんはこれに関する言葉を嫌がるので、昨夜は何も触れずにスタートした。

お店の経営としては混んでいることが望ましいが、音楽を演奏する側、或いはじっくり音楽を聴きたいお客様にとっては、混んで騒々しくなると演奏に集中できなくなることもある。
何をプラスに何をマイナスに感じるかは人それぞれ。

さて、本日は北村英治さんと、銀座「スイング」。